のんびり英語学習録

創作の幅を広げるための英語勉強、の記録

United by a Dream(5) おんぷ単独行動~メロディの告白とピアノ

 

【前書き1】

・これは微妙な英語力の私が、機械翻訳を使いながら頑張って翻訳したものです。
 間違っていたらごめんなさい。

・作品のネタバレを含みますのでご注意下さい。

 

【前書き2】

――遂に、チャットGPTを使い始めた。
倭寇(わこう)がコレでドラクエ3実況をしたのは見たから、どんなものかは知っていたけれど、
登録とか面倒そうだなと思い、実際に触るのは、ずいぶんと遅くなってしまった。

でもやってみれば、ほんの1分で終わった。アドレスとパスワードだけで良いんだな。
で、2日ほど使ってみて、大いに気に入ったので、プラスに登録した。月額3000円だ。
こんな超ド級のチートツールが、たったの3000円でかなり自由に使い倒せるなんて、安すぎないか。

……まあ、ともあれ。
このゲームの翻訳にも役立てようと思って、かなり長いこと、チャットGPTに打ち込んでばかりいた。
このゲームの舞台設定や人物設定も頑張って入力したのだが、記憶出来る量があまり多くないという事に気づく。
要約をさせてみても、求める表現に中々出来なくて、結局、短い文章を自分で書いて、チャットGPTに打ち込み直す羽目になった。

でもこれで、作品の設定をきちんと理解した上で、チャットGDPに、正確な訳を答えてもらえそうだ。
文字サイズ変更や右寄せも、全部やってもらうことにしたので、これで作業時間が短縮出来るのだ。
ただ、どうしても記憶量が少ないので、今の段階では小説にフル活用するのは難しいそうだ。残念である。

 

【ここまでの話】

……は、今後書くのをやめます。
面倒くさいので。
ちょっと、規約に引っかかる単語があるので、チャットGPTに入力するのも面倒だし。

 

 

【Onpu】
I can do it.
(私ならやれるわ)

 

【Onpu】
I'm back...home...
(戻ってきたのね……私の家に……)

《補記》
...が無かったら、「ただいま」と訳す所。

 

☆二階の右側の部屋に入ろうとすると、後の扉が開く。

【Onpu】

【Lyric】
Don't you wanna come into my room,big sis?
(わたしのお部屋に入らないの、お姉さま?)

【Onpu】

【Lyric】
Don't you wanna play with me?
(わたしと遊びたくないの?)

【Onpu】
N...no...
(え……ええ……)

【Lyric】
Will you kill her too,big sis?
(お姉さまは、あの子も殺すのかしら?)

【Onpu】

【Lyric】
Just like you killed me?
(ちょうどわたしを殺した時みたいに?)

【Onpu】

☆おんぷは何も答えず、目の前の扉に入る。

【Onpu】
Sorry...for entering without permission.
(ごめんなさい……許可なく入ってしまって……)

☆棚から、病院の鍵と金融街の地図を手に入れる。

【Onpu】
I already have them,and I've also got a map of the financial district,since I'll have to go through there.
(鍵は持ったわ。それと、道中に通らなくてはいけない金融街の地図も)

[since ~]
~しなければならないから

【Onpu】
It's time...to go.
(さあ……行きましょうか)

【クエスト】
Go to the hospital.
(病院に向かう)

I already have the keys to the hospital,so now I have to go there.
It is located north of the urban center,I have already marked the place on the map.
(鍵は持ったし、病院に向かいましょう。都心の北ね。地図に場所をマークしておいたわ)

☆再び怪物達を避けながら街を駆け抜け、病院の前まで辿り着く。

☆別種の怪物と対峙する。

【Onpu】
Let's do this.
(こんな所で止まれないわ)

《補記》
こういう何気ない、でもその人間の気持ちが強く現れる一言が、すっごく訳に悩む。
「メロディが私待っている」的な訳も良さそうだが、
前進を直接的に意味する言葉の方が、よりしっくり来る気がした。

☆怪物を躱し、病院の中に入る。

【Onpu】
I neet to find medicine,painkillers and water.
(薬、痛み止め、それに水も探す必要があるわね)

 

《補記》
……水なんて、病院じゃなくてもありそうだが。
或いは、この異界の上水道には問題があるのかも知れない。
あとここ、前作でナツキとノゾミが入院していた病院と同じだな。

 

【Onpu】
Ther're in here too...I'll have to be very careful.
(ここにも奴らはいる……厳重に注意して進まないと)

【Onpu】
I'll have to search everywhere until I find everything I need.
(必要なものが揃うまで、虱潰しね)

【Onpu】
If I find a map of this place,I'll write down the places where I think I'll be able to find each thing

(もし院内図があったら、目的のものがあると思しき地点に書き込みをしましょう)

【クエスト】
Find medicine,painkillers and water.
(薬、痛み止め、水を探す)

I need to find medicine,painkillers and water at the hospital.
If I find a map,I'll write down the places where I think they are.
(この病院で、薬と痛み止めと水を見つけなくてはいけないわ。地図を見つけたら、それがありそうな場所を書き留めましょう)

☆……小略。全てのものが揃った。

【Onpu】
I finally have everything I needed.
(遂に、必要なものが揃ったわね)

【Onpu】
Now I have to go back to Melody.
(今すぐ、メロディの元に戻りましょう)

【クエスト】
Go back to Melody.

I already have everything I needed to tread Melody's fever,now I have to get back to her.
(メロディの熱を治すのに必要なものは、全て揃ったわ。メロディの元に戻りましょう)

I left it at her house,I have marked the way and the place on the map.
(地図に彼女の家の場所と、そこまでの道を記したわ)

《補記》
前半が、うまく訳せないなぁ……。

☆病院を出ると、視点がメロディに切り替わる。

《補記》
ダンジョンの最奥で目的を果たしたら、帰りがスキップされる便利なやつ。

 

 

☆夢? 回想?

Mum
Stop crying and start eating,you have a lot to study.
(泣くのを止めて、ご飯を食べなさい。あなたは、もっと勉強をしなくちゃいけないのよ)

【Melody】
Aren't you even...going to ask me...what they did to me at school today?
(お母さんも……どうせ、聞く気はないんでしょ……?学校で今日、みんなが私に、何をしたのかって……)

《補記》
「学校で何をしたのか、聞くんじゃないの?」
的な意味合いのセリフ……だと思ったが。
逆で、「聞く気はないんでしょ?」って訳が、正解っぽい。

「Aren’t you~?」の文は、難しいな……。

[Aren't you ~?]
あなたは~じゃないの?

[Aren't you even ~?]
あなたも~じゃないの?
*多分……これで合ってる、よね?

[ did to me ~]
私に対して~した
*怒りのニュアンスがある。 did for meだと感謝のニュアンスになる。

Mum
You're too old to complain about your problems to your mother.
(あなたはもう立派な高校生なんだから、自分の問題くらい自分で解決するのよ)

《補記》
「あなたは、あなたの問題について私に文句を言うには、年を取りすぎた」
機械翻訳の不自然さが際立つ一文だ。

[complain]
不平を言う、文句を言う。

Mum
Whatever happens to you,solve it quickly and focus on your studies.
(何でも良いけど、早く解決して、勉強に集中なさい)

[solve]
解決する

【Melody】
...

Mum
Are you deaf or what?
(耳が聞こえなくなっちゃったのかしら?)

[deaf]
聴覚障害

Mum
If you don't stop crying right now,I'll slap you,and when I tell your father tonignt,he'll smack you again.
(今すぐ泣き止まないなら、あなたを引っ叩いて、お父さんに今晩の事を言うわよ。お父さんは、またあなたを殴るでしょうね)

[slap]
平手打ち

[smack]
ぶん殴る


Mum
Do you understand me?
(私の言っている事が分かった?)

【Melody】
Yes...mum...
(は……はい……お母さん……)

【心の声】
I'm tired for all this...
(もう……全部に疲れちゃったな……)

【心の声】
I can't it anymore...
(私、これ以上頑張れないよ……)

☆メロディが目を覚ます。

【Melody】

【Melody】
Oh...
(あ、……)

【Onpu】
...

【Melody】
H-heyyyyyyyy?
(え、ええぇええっ?)

【心の声】
I feel the warmth of her body and smell her scent...
(おんぷ……温かくて、いい香りがする……)

【心の声】
Suddenly,I feel so...comforted.
(なんだか……急に、安心しちゃったわ……)

《補記》
どの言葉が、どこに掛かっているのか……これ、訳が難しい。

【Melody】
O-ohh...
(あ、うう……)

☆おんぷがメロディから離れると、メロディが言う。

【Melody】
What...happened to me?
(私……私に、何があったの……?)

【Onpu】
You fainted.
(あなたは気を失ったのよ)

《補記》
fineだと思ったら、未知の単語だった。ほぼ真逆の意味である。
試しにYou finetedで機械翻訳にかけたら、今度は罰金の意味で翻訳された。
同音異義語や多義語は全部抑えておかないと、
とんでもない間違いが生じてしまう
なぁ。

【Onpu】
Because of the pain in your arm and because of the fever.
(腕の痛みと、それが原因で生じた熱で)

【Melody】
Oh...
(そうなの……)

【Melody】
I'm so sorry...
(本当にごめんなさい……)

【Melody】
Once again...I caused you trouble again.
(また……あなたに、迷惑を掛けちゃったのね……)

[caused]
引き起こす

【Onpu】
...

【Onpu】
Who feels it...it's me.
(迷惑をかけてしまったのは……私の方だわ)

【Onpu】
For the things I told you.
(あなたにあんな事を言ってしまって……)

【Melody】
...

【Melody】
I still...stand by what I said...
(私は、まだ……あなたに言った通りの事を思っているわよ……)

【Melody】
I don't want to separate from you.
(私は、おんぷと離れ離れになりたくない)

【Melody】
I want to be with you.
(あなたと一緒にいたい)

【Onpu】
...

【Onpu】
...

【Onpu】
You...can't stay with me.
(一緒になんて、いられないわ……)

【Onpu】
You...can't...
(……いられないのよ……)

【Melody】
Why...?
(どうして……?)

【Onpu】
...

【Onpu】
Do you remember...what you were doing before you came to this world?
(この世界に来る前の事……あなたは覚えている……?)

【Melody】
I'm not...
(いいえ……)

【Onpu】
I...do...
(私は、……)

 

☆おんぷの回想が始まる。

 

As daughter of a long generation of doctors,my parents planted in my head,from an early age,the idea that I had to study hard to be a great doctor.
(私は、代々続く医者の娘よ。立派な医者になるためには厳しい勉強が必要だと、そう両親から教えを受けたの)

[a long generation of ~]
代々、~

I studied day and night,without rest.
(私は朝も夜も、休み無く勉強をしたわ)

All my free time was devoted to medical books.
(私の自由時間は全て、医学書を読む事に充てられた)

[devoted]
尽くす、献身的

[devoted to ~]
~に努力や愛情を捧げる、~に専念する

I spent countless hours in the library...
(私は無数の時間を図書館で過ごした)

[spend countless hours]
無数の時間を費やす

I rejected my friends whenever they asked me to go out with them...
(私はいつも、友達から外に行こうと誘われても、断ってきた)

I even stayed home,studying,while my family had family dinners in restaurants.
(家族が外食に行っている時も、私は家で勉強をしていた)

《補記》
メロディの料理を食べた時、「家族で料理を食べて以来ね」と訳した箇所があったが……。
このシーンよりもっと過去には、普通の女の子らしく幸せに家族と過ごし、
家族全員で家庭料理を囲んで食べるシーンも、あったのだろう。

And my parents didn't care.
(私の両親も、その事を気にしていなかったわ)

[fulfil the purpose]
目的に適う、役に立つ

Their daughter was fulfilling the purpose for which she was born.
(自然な事ね、彼らの娘は自分の生まれた目的を果たしていたのだから)

《補記》
頭に「それが自然である」的なニュアンスをつけないと、
不自然な文章になってしまう気がする。

That was all that mattered.
(重要なのはそれだけなのだから)

《補記》
matterは、すごく意味が多い言葉みたい……翻訳が難しいなぁ。
ここも最初は「問題」の意味で、「全部間違いだった」みたいな訳をしてしまったが、
「重要なのはそれだけ」が、正しい訳の様だ。

[That was all ~]
全ては~だけ

[matter]
問題、物質、重要。

In the end,I ended up isolating myself from everything and everyone.
(遂には、あらゆる人や物から、私は隔絶されてしまった)

[ended up ~]
~に成り果てる、~で一生を終える

[isolating]
隔離する

I lost all my friends...
(友達はみんないなくなり……)

My parents stopped talking to me for anything other than matters related to studies...
(両親は、勉強に関する事以外、何も話さなくなって……)

And I stopped focusing on anything that had nothing to do with studying.
(私も、勉強以外の事には、何も意識を向けなくなった)

The only person who still cared about me and wanted to be with me...
was my little sister.
(私を気に掛けてくれたり、私と一緒にいたいと思ってくれる人間は、誰もいなくなってしまったのよ。……私の妹以外は)

《補記》
「was my little sister」だけ、時間差でメッセージが表示されたので、
こんな感じに、ちょっと妹の存在を強調した訳が自然だと思う。

On day,like so many others,I stayed up very late at school,so late that it got dark.
(ある日、他の多くの生徒がそうである様に、私は遅くまで学校に残っていたわ。とても遅くて、外は暗かった)

It was raining and I didn't have an umbrella,so I had a terrible ride home.
(雨が降っていたけれど、私は傘を持っていなかった。それで私は、家に帰るまで大変な思いをしたわ)

And,just outside the school,I met my little sister.
(でも、ちょうど学校を出てすぐの所に、私の妹がいたの)

I don't know how long she had been waiting for me,but there she was.
(どれだけ長い間、私を待っていたのか分からない)

In the rain,completely drenched,but smiling happy to see me.
(雨の中、完全にずぶ濡れで、でも幸せそうな笑顔で私を見ていたの)

So happy...that she forgot to look sideways before crossing the road.
(凄く嬉しかったのだけれど……あの子、道路を渡る前に左右を確認する事を忘れていたの)

《補記》
So happyは、妹じゃなくて、おんぷの心情じゃないかなぁ……。

[drenched]
びしょ濡れ

Just as a car was passing.
(そこへちょうど、車が通りがかって――)

【Onpu】
If it hadn't been...for my unhealthy obsession with studies...
(もしも……私が、病的に勉強に打ち込むような事が、なければ……)

[obsession]
強迫観念

【Onpu】
If I hadn't stayed up so late that day...
(もしも、私がその日、遅くまで学校にいるようなことがなければ……)

【Onpu】
Now we...
(そして今、私達は……)

【Onpu】
Now she...
(今、あの子は……)

【Onpu】
I not only ruined my own life,but that of the only person who truly loved me...
(私は自分の人生を台無しにしただけではなく、世界でたった一人、私を本当に愛してくれていた子を……)

[ruined my life]
人生を台無しにする

【Onpu】
I...killed my own sister...
(私は……私の妹を、殺したのよ……)

【Melody】
Th-that...was...an accident...
(で、でも……それは、事故だから……)

【Onpu】
An accident caused by my fault...
(私のせいで起きた事故よ……)

【Onpu】
I don't know where we are exactly,or why the world changed.
(私達が正確にどこにいるのか……或いは世界の方が変わってしまったのか……
私には分からない)

[exactly]
その通り、正確に

【Onpu】
But...I have a theory that I came here after death...
as punishment for my crime.
(けれど……私はこう考えているわ……。ここは、死後の世界なのよ。私は……罪を裁くため、ここに招かれたのよ)

《補記》
少し後に、メロディがこのセリフを引き合いに出すので、
それに合わせやすい感じに翻訳。

[have a theory that ~]
~という説がある、~という持論を持っている

 

【Onpu】
To a world...created especially for me...where everything that scares me comes together.
(……私の為に、特別に作られた世界へ……。私を恐れさせる全てが、私に集約する場所よ……)

[especially]
特に、殊に。
*比較対象を意識しないspeciallyと異なり、特定の目的、用途に特化した印象。

【Melody】
Everything...that scares you?
(おんぷを恐れさせる……全てのもの……?)

【Onpu】
They...that caused me so many nightmares when I saw them in the movies...The places I fear the most...
(奴らは……私が映画の中で見た存在で……私に沢山の悪夢を見させたわ……。ここは、私がもっとも恐怖を感じた場所なの……)

【Onpu】
And...other things...like loneliness.
(そして……孤独も感じさせる)

【Melody】
Loneliness...
(孤独……)

【Onpu】
I've been dead for a year...living with my worst fears...constantly haunted by them...and running with no hope of escape.
(私は、死んでから一年間……ここで、自分がもっとも恐れるものと共に……。いつでも奴らに追い立てられて……脱出の望みも無いまま、走り続けているのよ……)

[haunted]
幽霊が出る、取り憑かれた様な、何か気になっている様な、悩んでいる

[haunted by ~]
~から目を離す事が出来ない
~が出没する
~に囚われている、~に取り憑かれている

【Onpu】
Of course I don't want to be alone...
(勿論、私は孤独になんてなりたくない……)

【Onpu】
But I can't drag you into my life...
(けれど私には、あなたを巻き込む事なんて出来ないわ……)

[drag ~]
(物を)引く、引っ張る、引きずる
(人を)~に引き込む
(話を)長引かせる
~を逮捕する

【Onpu】
If you stay with me...you'll end up...just like my sister.
(もしもあなたと一緒にいたら……あなたも……妹の様になってしまう……)

[End up ~]
結局~になる、~するのがオチだ。

【Onpu】
And...if that happened to you...I...
(もし……あなたがそんな事になってしまったら……私、……)

【Onpu】
I...
(私は、……)

【Melody】
...

【Melody】
It's possible...that your theory is true.
(……おんぷの考えている通り、かも知れないわ)

【Onpu】
Eh?
(え?)

【Melody】
I don't remember...what happened just before I got here.
(私は、ここに来る直前の事は、覚えていないわ……)

【Melody】
But I remember well what my life was like.
(でも、それまでの人生がどんなものだったかは、良く覚えているの)

【Melody】
I...I've always been antisocial and weird.
(私は、ずっと……無愛想で、気味悪がられていた……)

【Melody】
I've never liked the same things as girls my age...
(私は、同じ年頃の女の子みたいには、決してなれなかった)

【Melody】
I never dared to talk or play with anyone...
(あえて、誰かと話したり遊んだりも、決してしなかった)

【Melody】
I've always been...very different from others.
(私はいつも、……他人とは、全く違う存在だった……)

【Melody】
That made people,for one reason or another,want to annoy me to the point of bullying me.
(そのせいで、みんなは何かと理由をつけて、私を虐めた)

[for one reason or another]
あれこれと理由があって

【Melody】
The teachers knew about it,but they did nothing.
(先生はそれを知っていたのに、無かった事にしていた)

【Melody】
After all...who cared what happened to a weird little girl?
(結局……小さな無愛想な女の子に何があっても、誰も気に掛けたりなんてしなかったのよ)

【Melody】
I guess that...and the fact that I didn't find comfort in my strict parents when I came home crying...I ended up getting fed up with my life.
(……泣きながら家に帰った時も、両親は厳しかったから、慰めて貰えなくて……。結局、もう自分の人生に、うんざりしちゃったのね……)

[strict]
厳しい、厳密、厳重

【Onpu】
Ma...maybe you...
(も……もしかして、あなた……)

【Melody】
I tried...but I couldn't.
(死んじゃおうと思った。でも……出来なかった)

【Melody】
I still have the marks...from the attempt.
(まだ、その時の傷痕があるわ……)

【Melody】
If it is true that this place is reached after death...
then it is possible that I decided to try it a second time.
(もし、ここが死後の世界だっていうなら……。私、ここで二度目の人生を生きるって決めたわ)

【Melody】
And that...that second time...it did succeed.
(それで、……それはね……うまく行ったのよ)

【Melody】
What I wonder...is why I came here...to your world.
(どうしてかしら……理由は分からないけれど、あなたの世界に来ることが出来た)

【Onpu】
I...do not know either.
(……私にも、その理由は分からない……)

【Melody】
But there is one thing I know for sure.
(でも、一つだけ確かに分かっている事があるわ)

【Melody】
And I want to be with you.
(おんぷと一緒にいたい)

【Onpu】
Even after everything you've heard...you still say that?
(……まだそんな事を言うの? 私から、全てを聞いた後でさえ……)

【Melody】
Why do you want to be with me so much...?Why don't you leave me alone,like everyone else?
(どうして、そんなに一緒にいたがるのかって……?どうして他の子達みたいに、私を一人ぼっちにしてくれないのかって?)

《補記》
「Why don't you want ~?」は、直訳「どうして~しないの?」だが、
意訳「~しませんか?」になる筈。そして「Why do you want ~?」は、
そのまま「どうして~したいの?」だろう。
このセリフは、おんぷに向けたものだと考えると矛盾するので、自問自答だろう。

[leave me alone]
独りにしておく、そのままにしておく
ちょっかいを出さない

【Melody】
Because I'm in love with you.
(それは、私があなたを愛しているからよ)

【Onpu】
Eh...?
(え、……?)

【Onpu】
Eh!?
(えぇっ!?)

【Onpu】
But...we're both girls.
(でも……私達は、二人とも女の子よ)

【Melody】
That does not matter,every day is more socially accepted.
(そんなの関係ないよ。今どき、珍しくも何とも無いわ)

《補記》
「毎日が、より社会的に受け入れられている」 ……え、これどう訳せば良いんだ?
「昨今、同性愛は社会的に容認されている」的な感じ?
それとも、「どうせここには私達しかいない」的な感じか?
……一ミリも分からなかったので、ここで初めて、チャットGPTに頼った。

【Onpu】
But...you hardly know me...
(でも、……あなたは、私のことを何も知らないのに……)

《補記》
「hardly know」……最初、「良く知っている」と逆の意味で訳してしまった。

[hardly know ~]
~について殆ど知らない。

【Melody】
And yet,I feel like I've known you my whole life.
(ええ、でもどうしてか、私はおんぷをずっと前から知っていた様な気がするの)

《補記》
*「I feel like I've known you my whole life」で、
「あなたの事をずっと知っていた様な気がする」になる様だ。

[And yet]
それにも関わらず、それなのに、なおかつ
*andとyetを、単純に「それと、まだ」と別々に訳すのではなく、
セットで一つの言葉として覚えた方が良さそう。

[my whole life]
これまでの人生、生まれてから今まで、
*この文の様に「ずっと」で要約するパターンもある様だ。

【Melody】
Strange,don't you think?
(不思議よね。そう思わない?)

《補記》
前作のノゾミのセリフ「Sounds weird,right? ( おかしな話でしょう?)」
と同じニュアンスかと思ったが、またちょっと違うっぽい。
メロディは純粋に、不思議に思ってそう聞いている感じがする。

【Onpu】
I...I don't know.
(わ……私には分からないわ……)

[reciprocate]
報いる、返礼する、お返しする、やり取りする、交換する、往復運動をさせる

【Melody】
Of course...I don't expect you to reciprocate.
(そうね……同意を得られるとは思ってないわ……)

【Melody】
That would be too nice to be true.
(もしそれが本当になるとしたら、そんなに素敵な事は無いのに)

[that would be ~]
それは~だ。

【Melody】
But I do hope you believe what I am going to tell you
(でも、私がこれからおんぷに言う事を、信じてくれたら良いなって思ってる)

【Melody】
I love you.
(あなたを愛している)

【Melody】
I love you so much that I will be with you forever.
(これからずっとあなたの側で、あなたを強く愛し続けるわ)

【Melody】
Whether you love me and be my girlfriend,like me and be your friend,or even hate me and want to be my enemy.
(私が願う通り、あなたも私を愛して恋人になってくれたとしても。そうでなく、友達止まりであったとしても。或いは私を憎み、私の敵である事を望んでいたとしても)

《補記》
「Whether」は、この作中で何度か出ている。
「~かどうかに関わらず」的な意味合いの言葉だが、全部微妙にパターンが違う。
今回は、3つ並べて語っている様だ。

【Melody】
Feel what you feel for me,I will continue to be by your side.
(私に対するあなたの想いを受け止めた上で、あなたの側に居続けるわ)

【Melody】
You will never be alone again.
(もうあなたを一人きりになんてしないから)

【Onpu】
Bu...but...
(で……でも……)

【Onpu】
What happened to my sister...
(妹に、起きたこと……)

【Melody】
It won't happen to me.
(私には起こらないわ)

【Melody】
We well be together every moment,taking care of each other.
(どんな瞬間も、私達は一緒にいて、お互いに気を付けあうのよ)

【Melody】
Just as you have taken care of me while I have had a fever,I will take care of you whenever you need it.
(私が熱を出した時、あなたが私を世話してくれた様に……。いつ何時も、あなたが必要とするならば、あなたを世話するわ)

【Melody】
I will cook you delicious things every day and make sure to make you very happy.
(私、美味しいものを毎日作ってあげるし、絶対におんぷを幸せにしてあげるから)

[make sure ]
念の為、確認する、突き止める
何とかする、必ず実現する、

【Onpu】
Will you...promise me...?
(……約束……してくれる……?)

【Melody】
I swear.
(誓うわ)

【Onpu】
...

【Onpu】
Thank you...
(ありがとう……)

【Onpu】
I think...it's the first time I've felt happy...since I've been here.
(私、今……ここに来て以来初めて、幸せを感じているみたい……)

【Melody】
Oh...
(あら……)

【心の声】
It's the first time...that she smiles at me...
(おんぷが、私の前で……初めて、笑顔を見せてくれたわ……)

【Melody】
Well,time to get up!
(それじゃ、そろそろ起きましょ!)

【Melody】
You must be hungry,so I'm going to see what's in the kitchen and make you a delicious meal.
(お腹空いてるでしょ?キッチンに行って、何か美味しいものを作れるか、確認してくるわ)

【Onpu】
before that...can I ask you a favor?
(待って、その前に……お願いを聞いてもらっても良いかしら?)

【Melody】
Whatever you want!
(おんぷの頼みなら喜んで!)

【Onpu】
Could you play something for me on the piano?
(ピアノで、何か弾いてくれないかしら?)

【Melody】
Hey? on the...piano?
(えっ……ピアノを?)

【Onpu】
I'd love to hear you play.
(メロディの演奏を聞きたいの)

【Onpu】
Please.
(お願い)

【Melody】
Of course.
(勿論よ)

 



……次の記事に続く。